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我龍覚書

我龍で作るニュース中心の覚書。。。 
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【聴きごろCD】ツェッペリン、リマスター盤で聞け

指揮者の帝王カラヤンがクラシック以外で認めた曲が2つある。

1つは我らが国歌「君が代」。1954年に初来日したとき、颯爽と指揮台に向かうと、NHK交響楽団が全員総立ちで「君が代」を演奏した。カラヤンは「世界の国家の中で、もっとも荘厳な曲」と賛辞をおくったという逸話がある。

そしてもう1曲が、ロックの金字塔、レッド・ツェッペリンの「天国への階段」だ。カラヤンは、「私がオーケストラで演奏するとしても、これ以上のアレンジはない名曲だ」と称えた。

そのツェッペリンが、11月26日、ロンドンで一度限りのチャリティーライブを行う。ドラマーは、ジョン・ボーナムの忘れ形見であるジェイソン・ボーナムだ。チケットは、慈善オークションで2枚で8万3000ポンド(1880万円)もの値がつき話題。そんな中、2枚組ベストアルバム「マザーシップ」=写真右=と「永遠の詩(狂熱のライブ)~【最強盤】」(ワーナー)=同左=が、リマスター盤CDで登場した。カラヤンをうならせた至高の8分間が蘇る。
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「永遠のライバル」と言えば浮かぶものランキング

ライバル同士の散らす火花が物語をさらに面白く!

  スポーツやアニメ、あるいは歴史ドラマなどで最も盛り上がりを見せるシーンと言えば、やはり宿命のライバル同士による対決です。そんな“永遠のライバル”として思い浮かぶ組み合わせを取り上げた今回のランキングで1位になったのは……?

  「『永遠のライバル』と言えば浮かぶものランキング」の1位を獲得したのは、人気テレビアニメ『ルパン三世』でおなじみの《ルパン三世と銭形警部》。テレビ放送の開始が1971年という古い作品ですが、2007年にもテレビスペシャルとして新作『ルパン三世 霧のエリューシヴ』が放送されるなど、世代を超えて多くの人々に愛されています。怪盗ルパンの血を引くというルパン三世と“父っつぁん”こと銭形幸一警部が世界を舞台に繰り広げる痛快な追いかけっこは、何度見ても飽きることがありません。ちなみに、アニメのパイロット版や原作コミックでは、銭形警部に加えて老警部の“明智小五郎”も登場していたとか。残念ながら本編には登場しませんでしたが、もし登場していたら銭形警部を超える強力なライバルになっていたのではないでしょうか?

  アニメ作品からは、このほかにも『機動戦士ガンダム』の《アムロとシャア》や、『巨人の星』の《星飛雄馬と花形満》なども上位にランクインしており、ライバルといえばアニメ作品を真っ先に思い浮かべる人は少なくないようです。

  2位は戦国武将の《武田信玄と上杉謙信》。“風林火山”と“毘沙門天”を旗印に、かの有名な“川中島の戦い”で10年以上にわたる激戦を繰り広げたと言われています。現在、武田信玄の腹心である山本勘助を主人公に据えたNHK大河ドラマ『風林火山』が放送中というのが影響したのかもしれません。

  「男同士」のライバルが多いようですが、9位には《紫式部と清少納言》という熱い女の戦いもランクイン。ともに平安時代を代表する女性として有名ですが、実は紫式部が『紫式部日記』の中で、「偉そうにしているが実は稚拙」などと清少納言のことを痛烈に批判しているのだとか。当時の宮中で女性同士のし烈なライバル争いが行われていたのかどうか、今後の研究が待たれるところです。ランク外ですが、《たけのこの里ときのこの山》《コシヒカリとササニシキ》といったユニークなライバル争いの順位を見てみるのも楽しいのではないでしょうか?


植物状態の19年間  感覚も記憶もあった

  【大紀元日本6月19日】19年間植物状態に陥っていたポーランドのヨウ・グラフスキンさんは、2007年4月12日、奇跡的に目覚めた。しかも驚いたことに、植物状態であった19年間に聴覚、視覚、思考、記憶など大脳の機能はすべて正常に働いていたというのだ。ただ動くことが出来ず、自分の感覚、感情を表現することはできなかった。

  ヨウ・グラフスキンさんは、ポーランド鉄道部門の労働者だった。1988年、仕事中に電車にぶつかり、頭部に損傷を受けた後、植物状態になったが、奥さんの献身的な介護で19年後、奇跡的に意識が戻った。

  ヨウ・グラフスキンさんは、自分が植物状態に陥っていた間の様子について、次のように語った。「動くことが出来なかったとき、私の身の回りで発生したことは全部分かっていました。ただ体を動かすことができず、話すこともできなかったので、毎日寝たきりで、気持ちがとても焦っていました。私を献身的に介護している妻の姿を見て、学校から帰ってきた子供たちが私の周りでうろうろしている様子を見て、隣の部屋で子供達が結婚式をあげた時の嬉しい笑い声を聞いて、孫達の可愛い顔を見て、私はとても焦っていました。言いたい事が何も表現できなかったからです。今、私は少しずつ昔のことを思い出しています」。

  この話からすると、ヨウ・グラフスキンさんは、19年間をまるで夢の中で過ごしてきたようだ。ただ、この夢はあまりにも長すぎた。


岩村気概で松井越え…早くも明暗、両者の差はどこに

  【オークランド=本間普喜】メジャー初挑戦のデビルレイズ・岩村明憲内野手、メジャー5年目のヤンキース・松井秀喜外野手。まだ開幕したばかりだが、早くも両者の明暗が分かれている。岩村は開幕から8試合連続安打(12日現在)を記録し、地元タンパベイでは「イチローの再来か」とまで騒がれている。一方の松井は開幕からわずか4試合で故障者リスト入り。ファンを落胆させた。一体、両者の差はどこにあるのか。

  戦前の期待はどうだったか。キャンプ前恒例のスポーティングニューズ誌のレイティング(10段階評価)では、日本人選手のトップがイチローの9.5。続いて、松井8.8、松坂8.6、井口8.4、斎藤8.4、城島8.1、岩村7.3、井川6.5という順。

  オープン戦に入ってからも岩村の成績はさっぱり。通算59打数13安打、打率.220、0本塁打。この超低空飛行に「岩村はメジャーでは通用しないのではないか」という声もあった。対する松井はオープン戦絶好調。本塁打こそ1本だが、62打数21安打で打率.339。「今年こそは」と期待された。

  だが、レギュラーシーズンが始まった途端に立場は完全に逆転した。

  岩村は開幕からの連続試合安打で松井の持つ新人日本人選手の記録「7」をあっさりと抜き去ったのに対し、松井は、開幕からわずか4試合、14打席目で左太ももを痛め、15日間の故障者リスト入り。戦前の下馬評やオープン戦の結果がいかに当てにならないかということの証左だが、果たしてそれだけか。

  岩村は、オープン戦で結果が出ないときも常に前向きだった。「今は別に打てなくてもいい。メジャーに慣れることの方が大事だ」。その言葉通り、慣れないメジャーのストライクゾーンや外角攻めに必死で格闘していた。岩村は「オープン戦で苦しんだことがよかった。その苦労がようやく報われた」と話す。座右の銘の「何苦楚魂」で苦しみを見事に結果に結びつけた格好だ。

  対する松井は「もう5年目ですからね。慣れています。例年通りにやるだけです」という言葉を度々口にした。骨折からの復活の意気込みを聞かれても、「復帰は昨年終盤にしていますからね、特別なことはないです。例年通りです」。もちろん、例年並に松井なりにベストは尽くしていた。だが、ルーキー・岩村のような“がむしゃらさ”に欠けていたことは否めないだろう。

  ヤクルト-デビルレイズ、巨人-ヤンキースという育った環境の違いも大きいが、岩村はファンの求めるサインにはどんなに長時間になっても応じるなど、そのひたむきさが多くのファンの心を捕らえたことは確かだ。

  キャンプ中、岩村に聞いたことがある。「デビルレイズに落札されて正直、がっかりしたことはないの?」。「まったくないね」。岩村は力を込めて即答した。

  「最初から勝つのが当たり前のチームに入ったって、面白くもなんともないじゃん。デビルレイズは弱いけど、だからこそ、みんなが力を合わせて、一つでも上に行こうとしている。そういうところの方が働きがいがあるじゃん」

  確かに、ヤクルト時代から、岩村とはそういう気概を持った男だった。果たして、常勝軍団で育った松井に今、これほどの気概があるかどうか。シーズンは始まったばかりで結論づけるのはまだ早い。だが、岩村が松井の存在を上回るのも、そう遠いことではないかもしれない。



絶好調ルーキー岩村、快走3つのヒミツとは…

  メジャーリーグでは日本人野手勢がケガや不振で苦戦するなか、1年目のデビルレイズ・岩村明憲内野手が絶好調だ。なぜルーキーがここまで活躍しているのか。背景にある3つのワケに迫ってみた。

  日本では引っ張り専門、三振も多かった岩村の打撃は、メジャー入りしてから明らかに変わった。日本人初のメジャーリーガーで野球評論家の村上雅則氏によると、「オフに神宮の練習場で中西太さんとやった流し打ちの特訓がうまくいった。オープン戦では苦戦したが、公式戦に間に合った」という。

  かつて西鉄の名選手として活躍した中西太氏は99年にヤクルトの臨時打撃コーチを務め、その際に岩村が心酔。「何事にも苦しむことが後の礎となる」という哲学から生まれた座右の銘「何苦楚魂」の精神も中西氏から受け継いだものだった。

【流し打ち特訓奏功】

  「投手だったら日本時代の自分の投球をそのまますればいい。ただし野手は違う。ストライクゾーンや球種が全く異なる。中村紀洋(現中日)は自分のスタイルを崩さずに挑戦して、結果はあの通り。岩村は環境の変化にあわせ、見事に適応した」(村上氏)

  特にこれまで敵地で放った計6安打はいずれも左方向だ。「このまま自然体で色気を出さなければ3割も夢ではない」と村上氏の期待も高い。

【監督から厚い信頼】

  2つ目には監督からの厚い信頼があげられる。「マドン監督は機動力野球の信奉者で、走攻守の三拍子そろった岩村は大好きなタイプの選手」とは、『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑』(廣済堂出版)の編著者、友成那智氏だ。

  06年に就任したマドン監督はメジャーナンバーワンの知将として知られるエンゼルス・ソーシア監督を、参謀格のベンチコーチとして6年間支えてきた。ソーシア監督は機動力重視の「スモール・ベースボール」で成功した監督で、その背景には知恵袋だったマドン監督の存在があった。

  「マドン監督は岩村が盗塁に失敗しても全く気にせずどんどん盗塁のサインを出している。これはほれ込んでいる証拠。チームはクロフォード以外は長打狙いの打者ばかりなので、自分の野球哲学通りに動いてくれる岩村がかわいくて仕方ないはず。コメントも好意的なものばかりで、岩村自身も監督の思いを感じ取って必死なのだろう」(友成氏)

【本拠地が人工芝】

  さらに神宮でプレーしてきた岩村にとって本拠地トロピカーナフィールドの人工芝は大きな味方だ。守備ではスピーディーな打球処理をみせ、「打球の勢いが殺される天然芝に慣れたメジャーリーガーたちにあの動きはできない」(同)。守備と走塁はスランプがないといわれるだけに、守りと脚でリズムをつかむ岩村はメジャーで高い数字を残せそうだ。


好きな「三国志」の武将ランキング

三国志成立のきっかけを作った諸葛亮が人気

  古代中国を舞台に、天下統一を懸けて三つの国が争った興亡の歴史絵巻「三国志」。史実と物語が入り交じった逸話の数々が今日に伝えられています。勇猛無双の武将たちが登場するエピソードは日本でも人気が高く、人生の手引き書として愛読している人もいるようです。

  「あなたが憧れる『三国志』に登場する武将ランキング」で最も人気が高かったのは《諸葛亮(孔明)》。三国志随一の軍略家で、「彼が“天下三分の計”を唱えなければ、三国志は成立しなかった」とまで言われています。また政治の面においても、蜀の丞相として多くの制度や法律を整えたことが知られています。ちなみに“まんじゅう”も孔明のアイデアから生まれたものだそうです。

  この《諸葛亮(孔明)》を“三顧の礼”で迎え、蜀を繁栄させたのが2位の《劉備(玄徳)》。3位に入った《関羽(雲長)》、6位の《張飛(益徳)》と“桃園の誓い”によって義兄弟となったことをきっかけに、その後も多くの優秀な人材を得て活躍したとされています。一騎当千の武人として知られる《関羽雲長》は、中国では商売の神様“関帝”として親しまれています。横浜の中華街にも、関羽を祭った“関帝廟”があるので、一度訪れてみてはいかがでしょうか。

  蜀の武将たちが上位の人気を誇る中、4位にランクインしたのは魏王《曹操(孟徳)》。優れた武人であったのと同時に文筆家でもあった曹操は、兵法書『孫子』を現在の形に編纂し直したことで知られています。また、“赤壁の戦い”の際に詠んだ“短歌行”は中国の南北朝時代にまとめられた『文選』にも残されています。「三国志」を大衆向けの文学作品としてまとめた『三国志演義』では悪役とされる《曹操(孟徳)》ですが、その功績から近年では優れたリーダーというイメージが強いようです。「三国志」の世界を描いた小説やコミックは数多く発表されているので、機会があれば触れてみることをお勧めします。


場外暴行:大仁田議員側の上告棄却、賠償支払い確定

  大仁田厚参院議員とプロレスの試合をした際に、付き添っていた元レスラーの政策秘書から場外で暴行を受けたとして、プロレスラーの渡辺幸正(セッド・ジニアス)さんが、大仁田議員と秘書に1500万円の賠償を求めた訴訟で、最高裁第1小法廷(泉徳治裁判長)は15日、大仁田議員側の上告を棄却する決定を出した。2人に連帯して78万円を支払うよう命じた1、2審判決が確定した。

  1、2審判決によると、渡辺さんと大仁田議員は03年4月に東京都内でタッグマッチ(2人対2人の試合)を行い、事前の取り決め通り渡辺さん組が勝利した。試合後、渡辺さんは大仁田議員をけろうとして秘書らに押し倒され、顔をけられるなどして1週間のけがをした。1、2審は試合後の渡辺さんの行動を「事前の打ち合わせにない行き過ぎた行為」とする一方で「押し倒した後も暴行を続けた秘書の行為は正当防衛とは言えない」と判断。大仁田議員には使用者責任を認めた。【木戸哲】


秋山やっと「無期限出場停止」  後手後手にブーイング

  2006年大晦日の「K-1 Dynamite!!」で、桜庭和志と対戦した秋山成勲が禁止されていたクリームを全身に塗布していたとして、主催者側から「無期限出場停止」処分が新たに下された。K-1主催者FEGは、「ヌルヌル疑惑」について、当初は「2ちゃんねるが騒いでいるだけ」などとしていたが、後に秋山に失格処分にしたうえ、ファイトマネー没収とした。そして、試合から2週間以上経った1月17日に「無期限出場停止処分」。あまりに後手後手な対応にネット上ではいまだに不満がくすぶり続けている。

当初は「2ちゃんねるが騒いでるだけ」と軽視

  秋山と対戦した桜庭は07年1月17日、谷川貞治FEG代表とともに記者会見に出席。ヌルヌルだった秋山について、「人に見られてやっている以上、そういう部分も頭に入れた方がいい」などとした。また、谷川代表は「無期限出場停止処分」を16日に自身が秋山に告げ、秋山が「どんな処分でも受け入れます」と答えたことなどを語った。また、ネット上でささやかれていた、秋山がグローブに異物を混入していたのではないかという疑惑については、「徹底検証したがそれはまったくない」と全面否定。秋山のタイトル剥奪については、「考えていない」とした。

  FEGは当初、ネット上で「ヌルヌル疑惑」が指摘されていることについて、J-CASTニュースの取材に「2ちゃんねるが騒いでるだけ」などとし、「静観」する方針であることを明かしていた。しかし、1月11日に記者会見を開き、秋山が市販のスキンクリームを塗っていたとして、秋山を「失格」処分とし、ファイトマネーを全額没収することを発表。そして、今回の「無期限出場処分」と、なんだか不自然な対応に終始している。
  谷川代表はこれについて、

  「現在HERO’Sでは『こうなった場合は、こういう処罰を下す』というルールがないので、最終的には私の独断ですが、いろんな他のスポーツを見た上で、世間と向き合っていく中で重い処罰を下した方がいいと判断しました」

  と世間での評判が今回の処分に影響したことを明かした。

レフリーのブログが突然閉鎖される

  J-CASTニュース「K-1運営会社がデイリースポーツに抗議 『疑惑判定』真相解明はいつ?」で既報の通り、FEGは当初、「この件については触れないでくれと言ったのに、デイリーだけがトバした。デイリーには厳重抗議をした」としており、今となっては、騒ぎにならなければ、FEGが真相をうやむやにしようとしていた、と見られてもおかしくない。実際、桜庭も記者会見で、

  「今回の件は正直、消そうと思えば消せたような件かもしれない」

  と述べている。
  2ちゃんねるでは、秋山の「無期限出場停止処分」の報道を受け、カキコミが急増。

  「何で制裁金・過怠金を秋山に課さないのか?ルール守れない競技者が参加できることじたいインチキ興行だ」
  「いまだに反則負けにならないのが納得いかない。チャンピオンのままだし・・・」
  「谷川はこれでこの件は終わりになるとでもおもってんの?」
  「数々の疑問は残るが、それが解明されることは無いだろう」

  と不満の声は鳴り止む様子は今のところない。
  こんな状況のなかで、秋山VS桜庭の試合のレフリーを務めた梅木良則レフリーのブログが2007年1月14日までに突然閉鎖された。「大炎上」のなかで書き込まれた批判や中傷のコメントは19,000を超えていた。


K-1 疑惑の試合 不透明すぎる決着

  「K-1 Dynamite!!」で放送された桜庭和志と秋山成勲の試合で、秋山が不正をしたのではないかと抗議が相次いでいる件について、2007年1月11日に主催者側が記者会見を開き、秋山が市販のスキンクリームを足に塗っていたことを認め、秋山は「失格」処分でファイトマネーは全額没収となった。しかし、主催者側の説明は不自然で、まだ多くの「疑惑」が取りざたされており、「不透明な決着」となった。

  TBS系で06年大晦日に行われたこの試合は、桜庭が秋山の足をめがけタックルしても足がヌルリと不自然な形で抜けてしまい、桜庭が「滑るよ!」とレフリーにタイムを要求したが認められなかった。桜庭はその隙をつかれボコボコにされ秋山の完勝に終わった。秋山は試合後のインタビューで「僕は多汗症なので手のひらにもすぐ汗をかく。そのせいではないか」(07年1月3日: スポーツ報知)と説明していた。

多汗症のはずが「クリームが原因」とは

  今回の記者会見では、秋山はスキンクリームを足に塗っていたことを認め、元々「乾燥肌」でそれを防ぐために普段から使用し、塗っても大丈夫という認識だったという説明がされた。この試合のルールでは、体に何かを塗る行為が反則で、秋山に「失格」という判断を下したのだという。しかし、疑問はいくつか残る。2ちゃんねるには記者会見後すぐに何本ものスレッドが立ち、

  「多汗症とか言ってたのに今度は乾燥肌でスキンクリーム?」
  「部分的に塗って、胴着も脱いで、これが故意じゃないって・・・?」
  「普通反則したら反則負けだろ? なんでノーコンテストw」

  など主催者側の説明を疑問視するカキコミが並んだ。

  また、秋山の右手のグローブが変な形に見え、スポンサーロゴが無くなっていたことで「グローブになんらかの細工がされていたのではないか」という疑問には、「グローブ、バンテージとも問題はなかったが、ウォーミングアップ時にロゴ部分がはがれた」との説明だった。
  この試合のレフリーを務めた梅木良則レフリーにはギャランティの50%没収と、6ヵ月間の職務停止処分が言い渡された。大炎上中の梅木レフリーのブログは、更新されないままだが、コメントの数は増える一方で、その数は1月11日18時時点で17,195。

「こんなんで納得できると思うなよ」

  「こんなんで納得できると思うなよ。解決されてない問題が山ほどあるんだ」
  「ブログ消した理由。あなたのレフリングの仕方、チェックの仕方。グローブだって」
  「今回の件は、秋山の単独犯行ではなく、レフェリー、団体が共謀してのいやーな感じのする事件」
  「まだまだ真相を解き明かさなければいけない事がある。梅木さん今度はあなたが話す番だ」

  などといった声が上がっている。

  報道する側の態度も、すっきりしない。格闘技関連のニュースを配信している情報サイト「GBR」は、07年1月8日に行われた「K-1 WORLD MAX 2007」記者会見後の囲み取材で、谷口貞治イベントプロデューサー(EP)が、この問題について「問題があれば徹底的に検証しなければならないと思います」などと語った内容を掲載していた。だが、この記事が何故か同日夜には削除されてしまったため、ネット上では「主催団体から記事を削除するように圧力がかかったのではないか」といった書き込みが相次いだ。さらに、翌1月9日にはJ-CASTニュースが「『疑惑』について報じたデイリースポーツに対してK-1運営会社が抗議した」と報じたことから、ネット上では「記事もみ消し説」の勢いが増していた。

主催者に圧力をかけられ、記事を削除?

  これを受けて、GBR編集部は1月10日になって、編集長名で記事を削除した経緯についてのコメントを発表、K-1主催者であるFEGからは「一度も連絡などは受けていません」と、「圧力説」を全面否定した。記事削除の理由については、

  「GBR ではMAXの記事をアップ後、この囲み取材での谷川EPの発言を記事として一度はアップしましたが、他媒体が『それならウチも掲載しよう』となりMAXの扱いが縮小されることを危惧し、編集部内ミーティング後に削除することを決定しました。今回もMAXは非常に見どころの多い大会となっており、他媒体であっても秋山VS桜庭問題でMAXの記事が削られてしまう、またはファンの興味がそちらに集中してしまうことはGBRとしては本意ではありません」

  と、「疑惑の解明」よりも、K-1主催者がPRしようとしていたイベントを大きく取り上げることを優先したことを明らかにしている。ただ、これでは主催者に圧力をかけられ、記事を削除した、と受け取られても仕方がない対応だ。

  主催者の調査結果にしても、スポーツマスコミの報道姿勢にしても、レフェリーのブログにしても、すっきりしない事柄ばかりだ。真相究明を求めるファンの声は、当分は止みそうもない。


“疑惑の一戦”秋山vs桜庭再審議へ

大みそかのK-1「Dynamite!!」で問題化した秋山成勲(31)の“オイル疑惑”などについて、K-1の谷川貞治イベントプロデューサー(45)は8日、改めてルールミーティングを行い、再審議する姿勢を示した。試合後、桜庭和志(37)がK- 1側に異議申し立てを行ったことに加え、インターネットなどで不信感を募らせるファンの声が相次いでいる状況に対応すべく、主催者がようやく動きだした。

すっきりしない形で終わった桜庭-秋山戦から8日。ネットを中心とするファンの声に突き動かされたのか、ついにK-1側が沈黙を破った。

谷川氏は、桜庭側が試合直後、判定への不服を抗議文として提出していたことを明かし「9日に審判団とのルールミーティングを行い、精査する」と明言。「問題があったという認識もある。検証はしっかりしたい」と、表情を引き締めた。

確認作業の具体例として、秋山の右手グローブに公認のロゴが入っていなかったことなどを挙げ、必要と判断されれば、選手からの聞き取り調査の可能性もあることを明言。細かな調査をすべて完了させた上で公式見解を発表する予定だ。

「あんなに怒りをあらわにするのは初めて」(谷川氏)というほど激高し、秋山の“オイル疑惑”を会場だけでなく、全国のお茶の間にアピールした桜庭。日本の格闘技界で一時代を築いた功労者に報いるためにも、このまま事態をうやむやに終わらせるわけにはいかない。谷川氏は「メーン以外でも、試合を止めるタイミングなどについて話し合う」と語った。今後の指針とするためにも、真相究明が急がれる。



K-1運営会社がデイリースポーツに抗議 「疑惑判定」真相解明はいつ?

  TBS系で2006年大晦日に放送された「K1 Dynamite!!」の桜庭和志VS秋山成勲の「疑惑試合」について、スポーツ紙が「07年1月9日に審判団とのルールミーティングを行い、主催者が公式見解を発表する予定」などと書いたことに対し、K-1運営会社が「トバしすぎ」として抗議していた。真相究明へ動き出したかと思われたが、肩透かしだったようだ。

  今回の試合の「疑惑」は、秋山が足に油のようなものを塗りタックルさせにくくしたのではないか、グローブに細工をしていたのではないか、また、桜庭がそれに気付いて「タイム」を要求したのに、レフリーが無視したのはなぜか、などだ。

「主催者が公式見解を発表する予定だ」と報道

  07年1月9日のデイリースポーツはこう書いている。

  「桜庭和志(37)がK-1側に異議申し立てを行ったことに加え、インターネットなどで不信感を募らせるファンの声が相次いでいる状況に対応すべく、主催者がようやく動きだした」
  「『9日に審判団とのルールミーティングを行い、精査する』と(谷川貞治イベントプロデューサーが)明言」
  「細かな調査をすべて完了させた上で公式見解を発表する予定だ」

  こうした記事を同日付で書いたのはデイリーだけ。K-1の運営会社FEGにJ-CASTニュースが訊ねると、FEG広報はこう話した。

  「この件(桜庭VS秋山)については触れないでくれと、言ったのにデイリーだけがトバした。デイリーには厳重抗議をしたところだ。ルール委員会うんぬんも昨年の話なのにそれをわざわざ取り上げて記事を書いただけ」

  「疑惑」の試合の真相について、ファンからの問い合わせや抗議などが相次いでいることについても、広報は

  「2ちゃんねるが騒いでいるだけ」

と答えるだけで、真相究明は望み薄のようだ。

レフリーブログ炎上はとまらず

  一方で、この試合のレフリーを務めた梅木良則レフリーのブログ大炎上はまだ続いていて、同9日までに抗議のカキコミは1万5千を超えた。梅木レフリー本人が、07年1月9日から再開すると書いているため、

  「梅木 さっさと出てこいやー」
  「9日ですよぉ~~アクショ~ン!!アクショ~ン!!」
  「真実を代理じゃなく梅木自身から聞きたい」

などのコメント催促のカキコミが相次ぎ、さらに、投稿者「梅木( 代理です)」というホントかウソかわからないカキコミも現れ、大炎上は当分おさまりそうにない。


「鼻くそ王子」に続き…平山、ピッチの爆笑王蹴名
今度は投げキッスパフォーマンス

北京五輪を目指す反町ジャパンは、中国を2-0で撃破。国内初陣を快勝で飾った。中でも注目を集めたのが、デビュー戦でゴールを決めたFW平山のエンターテイナーぶりだ。その天然ボケぶりにスタジアムは大爆笑。今後も平山人気がU-21を引っ張っていくことになりそうだ。

心配されたチケットも当日券が異例の1万枚超の売り上げで、関係者を安堵(あんど)させた中国戦。最高の盛り上がりを見せたのはやはり、怪物FW平山の仰天パフォーマンスだった。

1-0で迎えた後半37分、高校時代のチームメートMF中村からの右クロスをGKがはじいたところ、ボールが逃げ腰の平山に当たってゴール。まさかと観客が目を疑ったのはその後だった。なんと、両手を広げて初ゴールを祝う“投げキッス”。

平山といえば、10月6日の夕刊フジに掲載された鼻くそをほじる写真が話題となり、付いたあだ名が「鼻くそ王子」。その自然児ぶりからは想像もつかない、まさかのパフォーマンスにスタジアムは大爆笑となった。

そのゴールについて、平山は、「ゴールですか? 手…(数秒)。」

取り囲む報道陣に“それまずいんじゃない?”の雰囲気が流れると、あわてて「肩っ、肩っす」と言い直した。これには報道陣も大爆笑。鳴り物入りの怪物FWのデビュー戦は、“爆笑王”としてのデビューともなった。

投げキッスのパフォーマンスについては、「リーグ戦での初ゴールでは広告の看板を蹴っとばして怒られたので、今回はおとなしく行こうと思いました」と平山。前半、DFと競り合い、バンザイの姿勢でポストプレーを背中に当てたり、DFと競り合ってすっ転ぶだけでも、なぜか笑いの渦。何をやっても絵になる選手というのはよく聞くが、思わず笑いがこみ上げてしまう平山の才能の方こそ貴重だ。

日本代表の大熊コーチは、「平山のデキをどういう風に判断したらいいのか分からない。ゲームごとに違いすぎる」と評価を棚上げにしたが、平山は「FWは結果がすべてだよ」と“語録”も復活。平山がこの調子で行けば、U-21の未来も明るい!?


青木メジャーへヤク進…球団もおおむね容認の姿勢
ポスティング“承認”へ…岩村と同じ手法使い

もはや歯止めは利かない-。今オフの米メジャーへのポスティング移籍では松坂、岩村、井川と超高額マネーで野球ファンの度肝を抜いたが、大騒動再び!? 2年連続最多安打男のヤクルト・青木が25日、東京・新橋の球団事務所で契約交渉に臨んだ。その席でポスティングによる将来的なメジャー挑戦の意思をブチ上げた。ヤクルト側もおおむね容認の姿勢で、近い将来、「メジャーリーガー・青木」の誕生が見えてきた。

この日の交渉では7200万円増の1億4000万円の球団提示を保留した青木。だが今回に限っては、金銭よりも大切なモノがあった。

「金銭面の話というより野球人生の話を聞いてもらいました。何年か後にメジャーに行きたいと意思を伝えました」。約2時間半に渡った交渉後、開口一番で切り出した挑戦の弁だ。

「球団からは何年後とか確約的なモノはなかった。ボクも大学時代から育ってきた神宮、ヤクルトに愛着がある。まだヤクルトでやりたいし、キャリアプランを伝えたということです」と力説。が、青木のメジャー挑戦へのホンキ度は高い。

この日の交渉では、代理人の中川紘平弁護士を同席。球団サイドの「夢を持ち続けることはいいこと。高いレベルに向かっていくことは悪いことじゃない」(多菊球団社長)という返答を明文化し、2、3年後のポスティング“承認”へのたたき台にすることに成功した。実はこれ、すでにデビルレイズ移籍が決まった先輩・岩村が取った手法で、青木はその第1歩を踏んだ形だ。

約60億円にまで落札金が達したレッドソックス・松坂を始め、デビルレイズ・岩村が約5億円、ヤンキース・井川が約29億円と、今オフのポスティング市場は大活況。“メジャー予備軍”も、「先輩たちの後に続け」と色めき立つのは致し方ない状況だ。

ヤクルトのスタンスはこうだ。もともと、石井一、石井弘そして岩村とポスティングでのメジャー挑戦には寛容な姿勢で、「高い価値のある選手を(米国に)売るのはビジネスの1つの形」というのが多菊球団社長の持論。さらに、「いい成績を何年も続けなければいけない。そうでなければ(米国に)高く売れないし買い手がつかない」(同社長)という哲学を持っている。

主力選手の相次ぐ流出は、決してマイナス面ばかりではない。多額の入札金が入るのはもちろん、「将来的にはメジャー」という青雲の志を持つドラフト候補生たちに「ヤクルトはメジャーに行ける球団」というイメージを持たせることができる。ならば、“メジャーリーガー養成所”として割り切るのも、球団経営の1つのあり方かもしれない。


【参考2】ハチソン効果のトリック検証諸説

ハチソン効果を陳腐な特撮であるとする懐疑論者の批判は当然多く、その手法を暴くものとして、次のような仮説がある。しかしいずれの方法も、あるひとつの現象を撮影することは可能でありながら、映像に映し出された現象すべてを説明するものではない。したがって、もしトリックであるとした場合、一種類のトリックだけで撮影されたものでないことだけはおそらく確かである。

A . 逆さまカメラ説 =実際には物体を天井から落下させ、それを逆さまにしたカメラで撮影し、浮上しているように見せかけたという方法(つまり実際には物体は浮上でなく落下している)。しかし、その後公開された別のビデオでは、飲み物が半分程度入ったままのグラスや、ボトルが、”中の水がこぼれることなしに”浮上している映像が撮影されており、これらの仮説だけでは説明は難しい。また物体の落下速度が一定でなく、単に逆さまにしただけでは撮影の難しいものがある(アイロンや、回転しながら落下する皿など)。これを補う仮説としてはテーブル回転説=つまりカメラを逆さまにした上、物体が置かれた土台を高速で回転させ、遠心力を使って落下のタイミングを調整する方法などがあげられたが、一部はそれで説明可能にせよ、すべてをその方法で撮影することはおそらく不可能である。

B . 箱型セット落下説 =まず箱の中に「実験室風」のセットを作り、その中に(皿などの)物体を設置、そして箱の外縁にカメラを固定し、箱を床に向けて落とすという方法(つまり物体が浮くのではなく、その土台たるセットが落ちるということ)。この場合、確かにAによって解決されない、水を入れたコップを中の水を入れたまま”浮かせる”ことはおそらく可能である。しかしまたこれでもなお、例えばアイスクリームの中身だけが渦を巻くようにして舞い上がっていく映像や、金属と木片が融合する映像などを説明しうるものではない。


平山バッシングに“どM”本領…「ハナクソ王子」も
「叩かれるのは慣れてる」

ハナクソ王子・平山、夕刊フジに激白!! 夕刊フジに掲載された“鼻くそをほじる写真”がきっかけとなり、匿名掲示板の2ちゃんねるなどで「ハナクソ王子」なる不名誉なニックネームをつけられたFC東京・平山=写真。週刊プレイボーイにも「爆笑王」として取り上げられるなど、イジられキャラまっしぐらだが、意外や意外、本人はまったく気にもかけていなかった。

「夕刊フジ? え? ハナクソ王子? え、知りません。でも、いいんですよ。叩かれるのは慣れていますから」

自らを“どM”というだけあって、実に堂々としたもの。関係者によると、「オランダ時代の平山は、マスコミはもちろん、チームメートからも尋常じゃない叩かれぶりだった。それこそ、人前で言葉に出せないほどの悪態。それに比べれば“ハナクソ”なんて、平山にとってはどうということはないのでしょう」と解説する。

そんな打たれ強い平山に、またしても試練が訪れる。浦和のV阻止という難題だ。

本来ならば、反町ジャパンU21(21歳以下の日本代表)のアジア大会出場のため、24日にカタールに出発するはずだった平山。しかし、混戦のJ優勝戦線を考慮して、反町監督が前日の23日になって方針を変更。急遽、平山は浦和戦(26日、味スタ)に出場することになったのだ。

残り2試合となったJリーグ優勝争いは、浦和とG大阪の2チームに絞られた。マジック「1」の浦和は、次節のFC東京戦に勝てば悲願の年間初優勝を達成する。それに立ちはだかるのが、われらのハナクソ王子、というわけだ。

21日の日韓戦ではシュート6本を放ちながらノーゴールに終わり、協会関係者から「危機感のなさ」を指摘された平山。今度こそ、ピッチ上で結果を出せるか。絶好の大舞台に居合わせる平山の運と精神力が試されることになりそうだ。


平山ビッグマウス消滅…鼻ほじってる場合じゃない
女性と豪遊、太りすぎ…大物にも焦り

オランダ帰りの大物FW平山が壁にぶち当たっている。先月30日(新潟戦)に待望のJリーグデビューを果たしたものの、いまだにノーゴール。結果は出ない、チームは勝てないとあって絶好調だった“平山語録”の方も湿りっぱなし。オシムジャパンの人気低迷が深刻な今、貴重な切り札として期待がかかるが、 “ビッグマウス”が持ち味の平山が小さくまとまってしまえば、魅力も半減といったところだ。

オランダ・ヘラクレスをクビになり、FC東京に入団した平山。番記者の評判は上々だった。天真爛漫(らんまん)なボケっぷりで「大学にヘリコプターで行きたい」と言ったり、「国分寺って山手線内じゃなかったんですね」と、「誰にでも愛されるキャラクター」(MF今野)ぶりを遺憾なく発揮。しかし、本業のサッカーで結果が出ず、普通の選手のように、途端にしゃべらなくなってしまった。

5日の練習後には雨中での取材を避けて、軒下で記者が囲むという取り決めがなされていたが、なぜか“逃走”。追いすがる記者たちに促されて、乗り込んだ車の窓を開けると、「昨日の(代表の)ガーナ戦はちょっとだけ見ました。FWが前線から守備していた? どこの国でもそうです。もういいっすか?」と、らしからぬコメントに終始した。

それというのも、さすがの大物にも焦りが出はじめてきたというのだ。

先日、夜の町を女性と豪遊する姿を写真週刊誌に掲載された平山。太りすぎが原因で本来のプレーができないと指摘されているのに、こんな有り様では減量効果も期待できない。

FC東京の強化部長から事情聴取され、倉又監督からもきついお灸を据えられた。

平山は「やられました」と反省していたが、最近のサッカー選手としては、異例の注目度という証明でもあるわけだ。

倉又監督は「報道陣の前ではおちゃらけて見せているけど、結果が出ないことを本人が一番焦っていますから」と話す。とはいえ、平山からユニークなキャラが消えてしまえば、ただのサッカー選手。豪快な“平山語録”が復活するのは、いつになるのか?


大仁田「最高裁まで断固戦う」=プロレス乱闘裁判の上告表明
きっかけは“事前の取り決めに反する行為”


元プロレスラーで参議院議員の大仁田厚が26日、都内の議員会館で会見を行い、セッド・ジニアス氏との間で争われていた場外乱闘暴行裁判の賠償命令を不服とし、上告する意向を表明した。

僕はプロレスを守る側。守るものは守る。

この裁判で大仁田は、訴えを起こしたジニアス氏(2003年当時、渡辺幸正)が試合終了後の場外乱闘の際、大仁田の公設秘書で当時プロレスラーの中牧昭二氏に顔を蹴られたのは大仁田の使用者責任が十分に果たされていなかったことに起因するもので、これに対する賠償として78万円をジニアス氏に支払うよう東京地裁から命じられていた。

この決定に対し大仁田は「プロレスの場外乱闘が裁判ざたになるなんてこっけい。だったらアブドーラ・ザ・ブッチャーなんて何回告訴されなくちゃならないんだ。プロレスラーが場外乱闘で蹴られて損害賠償を請求するなんて絶対におかしい。こんな判決を認めてしまえば日本のプロレスは成り立たなくなってしまう。この訴訟については断固として最高裁まで戦う」と、自身が愛してやまないプロレスの灯を守るため、長期の泥仕合をも辞さない決意を明かした。

今回の裁判では乱闘の引き金となった行為(ジニアス氏が大仁田に詰め寄った)を裁判所が「事前の取り決めに反する行為」と解釈しており、この解釈をめぐってファンや関係者らの間では物議をかもしている。
この解釈に対し大仁田は「僕の口から話すことは何もない。僕はプロレスを守る側。自分がプロレスラーを名乗っている以上守るものは守る。それはプロレスラーとしてのモラルだと思っている。それに事前の取り決めうんぬんというのは今回の訴訟の争点じゃない」とコメント。
あくまでプロレスラーとして胸を張り、プロレスラーとしての道義を踏まえたうえで司法の場で争う構えだ。

プロレスか? 暴行か?

裁判の争点となっている場外乱闘を「先人たちの築いたプロレスのひとつのスタイル」と語った大仁田。
現在のプロレスにおいて場外乱闘の派手さや過激さを売りにしている選手や団体は少なくない。正統派と呼ばれる団体でも時にヒートアップした選手らがリングを飛び出し、パイプイスや鉄柵(てっさく)を武器に攻防を繰り広げるのがプロレスの日常風景であり醍醐味(だいごみ)である。
そして観客はリング内外を駆け巡るプロレスラーたちの熱いファイトに沸き、声援を贈る。それはほかのスポーツ観戦では決して味わうことのできないプロレスならではの大きな魅力のひとつでもある。
同時にそれはプロレスであるゆえ、決して暴行などの逸脱行為があってはならない。

問題の場外乱闘は果たしてプロレスだったのか? 暴行だったのか? そして続く裁判で司法はプロレスをいかなる解釈で裁くのか? ファン、関係者らの注目を集める前代未聞のプロレス裁判は第2ラウンドに突入する。


大仁田敗訴…東京高裁「プロレスはやらせ」認定

プロレスはやっぱりやらせ? 事前の打ち合わせにない場外乱闘で顔面を蹴られケガしたプロレスラーのセッド・ジニアスさん(40)=本名・渡辺幸正=が、参院議員でプロレスラーの大仁田厚さん(49)と元プロレスラーで秘書の中牧昭二さん(50)に損害賠償を求めた訴訟の控訴審で、東京高裁は25日、中牧さんの違法行為と大仁田さんの使用者責任を認定。78万円の支払いを命じた1審・東京地裁判決を支持し、控訴を棄却した。

1審判決によると、渡辺さんは平成15年4月の興業で、試合後に大仁田さんを後ろから蹴ろうとしたところで、セコンドの中牧さんに靴で顔面をけられた。

1審は「試合に至るまでには複雑な事情」があり、試合後の襲撃は「想定外の場面であったということはできない」として、プロレスに「事前の打ち合わせ」があることを認定。控訴棄却で「プロレスには事前の打ち合わせがある」という判例ができる可能性もある。

判決を受けて渡辺さんは、「圧力により証人が出廷できなかったこともあり、公正な裁判が行われたか、たいへん大きな疑問が残る。治療費が認められなかった点も残念」と述べ、最高裁への上告を検討している。


岡田監督憤慨!巨人スパイ疑惑

 阪神・岡田彰布監督(48)が、巨人(2)戦の二回表終了時に、橘高球審に対し、巨人ベンチから打席の打者に対して声を出す“球種の伝達行為”と疑わしき行為が行われていることを指摘。橘高球審もこれを認め、巨人・原監督に注意した。

伝統の一戦にあるまじき“スパイ行為”に岡田監督も黙ってはいられなかった。

初回の守り。いきなり無死一、二塁で打者・二岡の時にそれは起こった。カウント2―0からの3球目、打者寄りに捕手・矢野が体を動かしたときに、一塁の巨人ベンチから「ワァー」と声が出た。直後、140キロのストレートを二岡はきれいに捕え、三塁横を破る適時二塁打になった。

このとき、矢野が橘高球審に「声を出している」と指摘。この回の守りが終わったあと、矢野から事情を聴いた岡田監督が二回表終了時に橘高球審に対し「ベンチから声を出すのは“球種の伝達行為”に当たるんじゃないのか」と訴えた。

橘高球審はこれについて「私も声を出しているのは聞きました。岡田監督は『村田コーチだ』と言われていました。球種を伝達しているかどうかは分かりませんが、12球団監督会議での取り決めに違反しているということで、原監督に『声を発するのはやめてください』と言いにいきました」と説明した。

指摘後は収まったが、真剣勝負の場での“スパイ行為”と見られてもおかしくない行為に指揮官は憤りを隠せない。

「ベンチから声を出したらアカンっていうのは(監督会議で)決めたことやろ。それをやってたから審判に言うたんや。(口にチャックのジェスチャー)しかやらんからな。それじゃあアカンやろう」

前夜はストライク、ボールの判定に泣かされ、審判控室まで抗議に行った。その怒りは食事をとる気も失せたほどで、一夜明けても収まらなかった。追い討ちをかけるようにこの日は“スパイ行為”だ。

巨人の快進撃で、伝統の一戦はここ数年なかった盛り上がりを見せている。“スパイ行為”で水を差されるのは本望ではない。正々堂々と勝負を決する。指揮官の望みはそれだけだ。


金刃大ショック…マウンド見られず

こんなの野球場じゃない…。巨人の新人11選手が15日、本拠地の東京ドームを見学した。しかし、グラウンド上では通信販売企業の大バーゲンが開催されており、大学社会人希望枠の金刃憲人投手(22)らは肝心のマウンドやブルペンを見られずに終わった。自分の勇姿をイメージするはずが、失意の見学会に終わった。

あれれ…。これが日本を代表するドーム球場なの?スタンドに足を踏み入れた選手の目に飛び込んできたのは信じられない光景だった。

グラウンドの上には色とりどりのバルーン。緑色のシートが敷き詰められ、スキー・スノボー用品からブランドバッグまで所狭しと陳列されていた。

希望に満ちあふれて本拠地を訪れた金刃は自分がマウンドに立つ姿を「イメージできませんでした…」とポツリ。シーズンオフの静寂な球場を思い浮かべていたが、ものの見事に裏切られた。

行われていたのは「2006さよなら大バーゲン in 東京ドーム」。通信販売の「ディノス」が年に数回行う数万人規模のバーゲンだ。この日が3日間開催の初日で、2006円と格安のルイ・ヴィトンのポーチなどを目当てに、女性客らが行列をつくった。

辛うじてロッカールームとシャワー室は普段通りだったが、ブルペンには陳列を待つ商品の段ボール箱が山積み。選手サロンにはバーゲンスタッフがたむろしていた。

引率の球団スカウトはバーゲン開催を把握していたが、入団会見などの日程上、見学日に設定せざるを得なかったという。ただ、知らなかった球団関係者もおり、「びっくりした」と口あんぐりだ。

スタンドから会場を見つめる11人の姿が大型ビジョンに映し出され、来場客に紹介されるサービスもあったが、選手のテンションは上がらない。金刃も「イベントをしてたんで仕方ない」とションボリだった。


原にスポットライト…新人お披露目も人気独り占め

ファンサービスの一環として14日、丸の内ビルで新入団選手16人の“お披露目式”を行った巨人。高校生ドラフト1巡目の坂本、希望入団枠の金刃ら注目選手はいるものの、もっとも会場がわいたのは原監督の登場シーンだった。

丸ビル1階ホールにやってきた約300人のファンは新入団の選手が壇上にあがってもイマイチ盛り上がらない。しかし、原監督が2階からエスカレーターで現れると拍手とともに大歓声。気をよくした原監督は右手をあげて声援にこたえた。

それまで整然としていた会場は若大将の登場によって混乱気味に。2階のカメラマン席には「原さんよ~」と初老の女性ファンが次々と“侵入”し、ステージに向けて携帯電話のカメラを一斉に構えた。お目当てはもちろん、原監督だ。

指揮官は「この選手たちは今、どれだけ無限の可能性があるか、どれだけ引き出しがあるか分からないと思う。これから壁や限界に直面するでしょうが、その向こうにあるのがわれわれプロの世界。大いに挑戦してほしい」とあいさつ。ところが「そいじゃ、また」と途中退場すると、ステージ周辺の観衆も次々と離れ、拍手もまばらに。早稲田実・斎藤のような誰もが知るスターがいないため、監督だけに視線が集中するのは仕方のないところか。16人の選手は入団当日いきなり人気というプロの壁を実感させられた。


やっぱりオカジい巨人…日本ハムで覚醒しメジャーへ
岡島キッパリ「巨人の時代じゃない」

 巨人にいたらレッドソックス・岡島は誕生しなかった。日本ハムからFAでレッドソックスに入団した岡島が10日、古巣巨人のジャイアンツ球場で自主トレを行い、メジャー1年目に向けて始動した。

 メジャー移籍は唐突な気がするが、「日本ハムで日本一になれた。アジア一にもなった。巨人でも日本一になって、セ・パ両方で勝てた。今年日本一になれな かったら、残留していたと思います。次はワールドチャンピオンになりたい」と岡島は豪語。誰もやったことがない“4冠制覇”の大目標をぶち挙げた。

 しかし、こんないい投手を、ナゼ巨人は放出してしまったのか。岡島は今年はキャンプで絶好調だったにもかかわらず、ナゼか二軍のまま。いくら二軍戦で好 投しても昇格することなく、パ・リーグ開幕前日(3月24日)に日本ハムにトレードされた。岡島は「どうしてトレードされたのかわからない」と首をかしげ る。

 ところが、この移籍が功を奏した。「今はもう巨人の時代ではない。でも、それが巨人にいる時はわからなかった。外へ出てわかったんです。日本ハムでも楽 しく野球ができて、ステップアップできた」とキッパリ。「もしも巨人に残ってFA権が取れたとしても、宣言して残留していたと思います。あのまま巨人にい たら使われなかったでしょうけど」と巨人を出たことで生き返ったと分析する。

 「巨人は心配か」と聞かれた岡島は、「別に。それよりも日本ハムの方が心配です。これだけ選手が出て、来年どうなるのかな。やっていけるのかなとは思い ますけど」と気を遣った。さらにサインしたファンに突然「巨人と日本ハムどっちが好きですか?」と突っ込まれると「そんなこと言えるわけないでしょ。新聞 記者もいるんだから」と冷や汗をかきながら返答。慕っていた桑田もいなくなり、わずか1年で大きくメンバーの代わってしまった古巣への愛着は薄れているよ うだ。

 結果的に、岡島の“覚醒(かくせい)”は巨人が放出してくれたおかげ。使える選手を放り出して、使えない選手ばかりを獲っていては、巨人が弱体化していくのも無理はない。


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