平山ビッグマウス消滅…鼻ほじってる場合じゃない
女性と豪遊、太りすぎ…大物にも焦り
オランダ帰りの大物FW平山が壁にぶち当たっている。先月30日(新潟戦)に待望のJリーグデビューを果たしたものの、いまだにノーゴール。結果は出ない、チームは勝てないとあって絶好調だった“平山語録”の方も湿りっぱなし。オシムジャパンの人気低迷が深刻な今、貴重な切り札として期待がかかるが、 “ビッグマウス”が持ち味の平山が小さくまとまってしまえば、魅力も半減といったところだ。
オランダ・ヘラクレスをクビになり、FC東京に入団した平山。番記者の評判は上々だった。天真爛漫(らんまん)なボケっぷりで「大学にヘリコプターで行きたい」と言ったり、「国分寺って山手線内じゃなかったんですね」と、「誰にでも愛されるキャラクター」(MF今野)ぶりを遺憾なく発揮。しかし、本業のサッカーで結果が出ず、普通の選手のように、途端にしゃべらなくなってしまった。
5日の練習後には雨中での取材を避けて、軒下で記者が囲むという取り決めがなされていたが、なぜか“逃走”。追いすがる記者たちに促されて、乗り込んだ車の窓を開けると、「昨日の(代表の)ガーナ戦はちょっとだけ見ました。FWが前線から守備していた? どこの国でもそうです。もういいっすか?」と、らしからぬコメントに終始した。
それというのも、さすがの大物にも焦りが出はじめてきたというのだ。
先日、夜の町を女性と豪遊する姿を写真週刊誌に掲載された平山。太りすぎが原因で本来のプレーができないと指摘されているのに、こんな有り様では減量効果も期待できない。
FC東京の強化部長から事情聴取され、倉又監督からもきついお灸を据えられた。
平山は「やられました」と反省していたが、最近のサッカー選手としては、異例の注目度という証明でもあるわけだ。
倉又監督は「報道陣の前ではおちゃらけて見せているけど、結果が出ないことを本人が一番焦っていますから」と話す。とはいえ、平山からユニークなキャラが消えてしまえば、ただのサッカー選手。豪快な“平山語録”が復活するのは、いつになるのか?
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