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大仁田「最高裁まで断固戦う」=プロレス乱闘裁判の上告表明
きっかけは“事前の取り決めに反する行為”


元プロレスラーで参議院議員の大仁田厚が26日、都内の議員会館で会見を行い、セッド・ジニアス氏との間で争われていた場外乱闘暴行裁判の賠償命令を不服とし、上告する意向を表明した。

僕はプロレスを守る側。守るものは守る。

この裁判で大仁田は、訴えを起こしたジニアス氏(2003年当時、渡辺幸正)が試合終了後の場外乱闘の際、大仁田の公設秘書で当時プロレスラーの中牧昭二氏に顔を蹴られたのは大仁田の使用者責任が十分に果たされていなかったことに起因するもので、これに対する賠償として78万円をジニアス氏に支払うよう東京地裁から命じられていた。

この決定に対し大仁田は「プロレスの場外乱闘が裁判ざたになるなんてこっけい。だったらアブドーラ・ザ・ブッチャーなんて何回告訴されなくちゃならないんだ。プロレスラーが場外乱闘で蹴られて損害賠償を請求するなんて絶対におかしい。こんな判決を認めてしまえば日本のプロレスは成り立たなくなってしまう。この訴訟については断固として最高裁まで戦う」と、自身が愛してやまないプロレスの灯を守るため、長期の泥仕合をも辞さない決意を明かした。

今回の裁判では乱闘の引き金となった行為(ジニアス氏が大仁田に詰め寄った)を裁判所が「事前の取り決めに反する行為」と解釈しており、この解釈をめぐってファンや関係者らの間では物議をかもしている。
この解釈に対し大仁田は「僕の口から話すことは何もない。僕はプロレスを守る側。自分がプロレスラーを名乗っている以上守るものは守る。それはプロレスラーとしてのモラルだと思っている。それに事前の取り決めうんぬんというのは今回の訴訟の争点じゃない」とコメント。
あくまでプロレスラーとして胸を張り、プロレスラーとしての道義を踏まえたうえで司法の場で争う構えだ。

プロレスか? 暴行か?

裁判の争点となっている場外乱闘を「先人たちの築いたプロレスのひとつのスタイル」と語った大仁田。
現在のプロレスにおいて場外乱闘の派手さや過激さを売りにしている選手や団体は少なくない。正統派と呼ばれる団体でも時にヒートアップした選手らがリングを飛び出し、パイプイスや鉄柵(てっさく)を武器に攻防を繰り広げるのがプロレスの日常風景であり醍醐味(だいごみ)である。
そして観客はリング内外を駆け巡るプロレスラーたちの熱いファイトに沸き、声援を贈る。それはほかのスポーツ観戦では決して味わうことのできないプロレスならではの大きな魅力のひとつでもある。
同時にそれはプロレスであるゆえ、決して暴行などの逸脱行為があってはならない。

問題の場外乱闘は果たしてプロレスだったのか? 暴行だったのか? そして続く裁判で司法はプロレスをいかなる解釈で裁くのか? ファン、関係者らの注目を集める前代未聞のプロレス裁判は第2ラウンドに突入する。

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